珍しいコーヒーの香りのお線香もございます。コーヒー好きな方におすすめの線香お香です。
法事などで使われることが多い線香は火をつけるとたくさんの煙がでます。その煙に芳香があり、香りを楽しむことができます。
芳香剤として利用するだけではなく、消臭や防虫など実利的に用いることもできます。
お墓や仏壇のお供えとして利用されることが多いですが、アロマセラピーのように香りの効能によって心身共に安らぎを与えることもできます。
好きな香りを選んで部屋で焚いてみると快適な時間を過ごすことができるのではないでしょうか。
ギフトの種類では、お線香は特に歴史が古いものですから、格式高い要素が豊富になっています。包装紙には山水画や花の絵柄が選ばれることがあり、美意識が細部にまで行き届いた内容も特徴です。箱を開ければ、独特な芳香が広がり、他のギフトにはない魅力を感じることができます。
お線香は初盆や彼岸をはじめとして、一周忌などの追善供養の際にも利用することが一般的です。長さや形状には微妙な違いがありますが、洗練された美しさや香りの良さは共通しています。白檀や伽羅などの希少な材料が使われるものについては、特に素晴らしい要素があります。
時代と共にお線香も変わってきました。現代では煙の少ないものが求められるようになり、伽羅や白檀などの香りの他にラベンダーやローズなども好まれるようになり、香りの種類も多くあります。深緑や茶色が主流であったのが、ブルーやピンクなどの明るいカラーも増えました。
葬儀や墓参り、仏壇に供える物のイメージが、アロマやリラックスのための香りを楽しむ使い方が定着してきたことも大きな要因です。人工的な芳香剤にはない、お線香によるリラックスや癒しの効果が広く認識されたことによって、現代の若者層にも受け入れられています。
日本のお線香が伝わったのは6世紀ごろといわれています。仏教では仏様のお供え物として基本的には、お花、灯り、香の3つがあります。仏教はインドが発祥の地です。
仏教は中国を経由して日本に伝わるとともに、お線香も伝わりました。奈良唐招提寺の鑑真和尚が来日して、仏教のお供えとして、調合技術を伝えたといわれています。
奈良時代に成立した日本最古の歴史書である日本書紀には淡路島に香木が流れ着いて、これを燃やしてみると、遠くまで香ったので、朝廷に献上したと書かれています。現在でも、淡路島はお線香の産地として有名です。
線香はお墓参りの時やお仏壇にあげるのが基本的な使用方法です。ですが、実はそれだけが使い道というわけではありません。その隠された使い道というのが湿気を取る効果です。
線香に火をつけると、周囲の水分を吸収します。なので、湿度が高い日や梅雨の時期に使用することで、室内の湿度を下げることができ、カビや湿度による不快感対策になるというわけです。あまり知られてはいませんが様々な効能があり、いろいろと使い道があります。
種類によって臭いや火が燃焼する持続時間、湿気を取る多さは異なってくるので、自分に合ったものを選ぶようにしましょう。
お仏壇には欠かせない線香ですが、香りが苦手だという方は少なくありません。緑色のものが一般的で香りも画一的なイメージです。けれど最近はいろいろな種類のものが売り出されています。
ラベンダー、さくら、梅など花の香りの線香や、桃、ブルーベリーなど果物の香りのものなどもあります。2月は梅の香り、3月4月はさくら、6月はラベンダーなど季節に合わせて香りを変えてみるのも楽しいですね。
さくらや、梅はピンク色、ラベンダーは紫色なので、見た目も季節に合わせて変えることが出来ます。他にも様々な香りがあるので好みの香りのお線香を選んでみてはいかがでしょうか。